MG 1/100「ガンタンク」


ついに、というかようやくガンタンクがMG化され、これでファーストガンダムの主要MSはMGシリーズでほぼ揃ったことに。
中途半端な時期に発売されなかった分、ガンダムver.2.0との親和性も高く、コアファイターシステムを軸に組み替え遊びができるのは、うれしいポイント。
こうなるとガンキャノンも急ぎバージョンアップして欲しいところですが、現行モデルの出来が良いだけに、当面は難しいかな・・・。
今のバンダイであれば、ガンタンクごときのプロポーション再現など造作ないこと、その分、これでもかとギミックが詰め込まれています。
頭部コクピットのコンソールがLEDで発光、メイン武装の120mm低反動キャノンはプラ製スプリングで砲身が伸縮、両手のボッブミサイルランチャーも回転可動にあわせ砲身が自動的に伸縮、足回りにもプラ製スプリングが仕込まれ、キャタピラのサスペンション機構を再現、不整地に対応するために上下左右かなり自在に動くようになっています。
さらにはボディ前部にドーザー、後部にキャリアが仕込まれ、土木作業をさせたり、物を運んだりと重機的な遊び方も可能。
そして、メインの履帯は組み立て式で片側38パーツ(!)。
手間はちょっとかかるけれど、立体感に富み、モールドの再現性も高く、労力に見あうだけの効果はあるかと。
かっちり作ればかなり見栄えのする立体物になりそうだけど、その開発コンセプトに敬意を払って、パチ組みだけで、「ブブブン、ドドド」と遊ぶのが正しいかも知れませんね(笑)。