1/35地球連邦軍61式戦車


いつ打ち切りになってもおかしくないと思う「U.C.ハードグラフ」シリーズから何とか6作目が登場。
定価が約1万円と、その価格高騰ぶりにも驚かされますが、いくらブツがデカイとは言えど「戦車」であるならタミヤやドラゴン、AFVクラブ等のキットの方がクオリティは高くて価格も安いから、よほどの好き者でない限りはこんなもの誰も買わないと思うんですけど。
値上げが続くタミヤ製品に対する不満なんて一発で吹き飛ばす「破壊力」を持ったキットと言えましょう(笑)。
高額商品にも関わらず、ディテールアップ用の「ボーナスパーツ」は必要最低限のエッチングのみ。
ベルト式の他にもせめて連結式キャタピラや真鍮製の砲塔(キットのパーツは縦割りの2分割・・・泣)くらいは入れてくれてもバチは当たらないと思うんですけどねえ。
ついでに言わせてもらえば、イロプラ成型のフィギュアが3体ってのも寂しい気がします。
これマジメに作ろうとすると、かなりの労力とさらなる追加の費用がかかるんじゃないでしょうか。
高荷義之のボックスアートはオヤジ心を確かにグッと掴んでくれますが、箱を開けた瞬間に萎えさせちゃダメですよ、バンダイさん!