1/20フェラーリ312T2モナコ


1976年のフェラーリF1が完全新規金型の1/20スケールキットとして、あのハセガワから登場!
フェラーリの版権を現在持っているがゆえの「レアケース」なのか、それとも??
こうしたフジミやハセガワの動きが起爆剤となって大御所タミヤが動いてくれたら、とてもうれしいんですけどねえ。
本キットはニキ・ラウダが三連勝を決めたモナコGP仕様。
フェラーリが好調だった時期のマシンですが、後にラウダが大やけどを負うことになった曰く付きの一台でもあるからか、これまでタミヤも立体化していなかったので(1/12の312T、312T4、1/20の312T3はあるのに)、隙間を埋める一台として喜んでいるマニアも多いみたい。
カウルは脱着式で内部のV12エンジンの再現度も非常に高く、単体でディスプレイしても見応えがありそうなほど。
メッキパーツが厚ぼったかったり、カウルパーツにやや荒れが見受けられるものの、それでも1990年代初頭の同社製F1キットとは雲泥の出来の差で、初の1/20スケールモデルとしては充分に合格点をあげられると思います。
デカールがカルトグラフ製というのもうれしい点ですね!
願わくば、フジミのように現行マシンにもぜひ挑戦してもらいたいところ。