ダイゼンガー 逸騎刀閃


馬の頭部正面から見て、H:400×W:200×D:355mmという巨大なプラモデル。
当然ながら箱も超巨大で、これまた当然のように「取っ手」が付いていますが、この大きさだと店頭で買って持ち帰るのは難しいんじゃないでしょうか(笑)。
ダイゼンガーとその愛馬(?)であるアウセンザイター(プフェールト・モード)のセット商品で、ダイゼンガーは現行キットに乗馬用の新規股関節パーツとPCV製のマントが追加されており、もちろんアウセンザイターに跨ることも可能。
跳ね馬ポーズで展示できるベースも付属するなど、気分は戦国武将あるいは騎士、って感じ。
こうしたものがキット化されたこと自体奇跡に近いと思うけれど、アウセンザイターはどちらかというとざっくりとしたパーツ構成で、やや大味な印象(鬣と尻尾の表現はなかなかに面白いと思いますが)。
関節もキツメに調整されているようで、塗装して組み立てるのはちょっと技術が要りそうです。
ともあれ、値段以外はおおむね満足できるプラモデルであるものの、こうした大型商品の乱発だけは(懐が厳しくなるので)勘弁願いたいところ。