ジェノザウラー


定価で8000円超え・・・、コトブキヤのHMMシリーズも一気に高額化が進みましたねえ。
箱は確かに大きいけど、「ブレードライガー」のそれと大差ないし、パーツ数だってめちゃくちゃ増えているという訳でもないから、おそらく原油価格高騰の影響が出始めているんでしょう。
帝国ゾイド側からの第一弾となる本作ですが、恐竜型メカという突飛なデザインではあるものの、玩具然とした趣はなく、これまでのシリーズと同様、設定を忠実にトレースした「立体物」としての魅力に富む模型となっています。
頭部の武装はトリプルガンユニットとAZ30mmレーザーガンの選択式で、尻尾部の荷電粒子放熱フィンも展開可能(めちゃくちゃ手間かかりそうだけど)、さらには集束荷電粒子砲の発射状態が再現できるなど、価格を除けば(笑)、プロポーション、可動、ギミックすべてにおいて充分満足できる一点です。