「本」

ボックスアート


大分市美術館で9月3日まで開催中の展覧会にあわせて発売されているカタログ。
タミヤ、ハセガワ、アオシマバンダイ、イマイといったメーカーが発売した懐かしいプラモデルの箱絵(ボックスアート)の原画が計150点掲載されています。
高度成長期に劇的な発展をとげたプラモデルとその箱絵の由来を、昭和初期〜戦中期の社会状況に求める資料編も大充実。
編集のお手伝いをした本なので少々手前味噌になってしまいますが、模型史年表や各種テキストもたっぷりと載っており、これ1冊で日本のプラモデルの歩みが分かるマニア必携のカタログに仕上がっています(マジで)。
図版の色がちょっと浅いのが唯一の不満点ですが・・・。